子供向け環境・再生可能エネルギー教育支援活動

当協会は再生可能エネルギーを身近なものとして理解戴けるように、各地域での親子教室、小学校での講演・実験と工作などに講師を派遣しております。お気軽にお問合わせください。 

●子供向け環境・再生可能エネルギー教育「風力発電にチャレンジしよう」開催(2023-7-22)
当協会は、子供さんたちを対象としてわかりやすい環境・再生可能エネルギー教育を推進しております。
今回は川崎ラゾーナにある東芝未来科学館主催の【夏イベント SDGs 大作戦 世界を守るナゾときミッション】の科学実験工房にて、「風力発電にチャレンジしよう〜きみの作った風車の性能は?!」と題した子供向けイベント(小学生高学年)にREPAは講師陣として参加しました。
7月22日(土)11:00〜12:30に子供たち18名、14:00〜15:30に子供たち16名の参加を得て、最初に風にまつわるお話や、風車の原理について学んだあとに、ペットボトルを使った風車の工作にチャレンジしました。出来上がった風車は、回転試験や出力性能試験を行いました。子供たちは風車の工作に熱心に取り組み、羽根の枚数、羽根の植込み方などいろいろ工夫して、自分の風車が生き良いよく回転することに満足したようです。中には家に帰ってさらに工夫して見ようと言っていました。
最後に政府の風車関係の委員をしている足利大学元理事長の牛山泉先生の講評を頂き無事終了いたしました。

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子供たちが作った風車
川崎ラゾーナ 東芝未来科学館イベント入口受付
風車について説明している尾園会長と保坂代表理事
一生懸命に工作している子供たち(午前の部)
一生懸命に工作している子供たち(午後の部)
性能試験中の保坂代表理事(左)と牛山先生
牛山先生の講評とまとめ

●再生可能エネルギー学習会 (2019年11月28日)
第9回環境出前授業を、11月28日(木)、伊達市小国小学校にて実施しました。今回は東京都市大学工学部エネルギー化学科、宗像文男教授をお招きし、小国小学校5.6年生7名に対して「地球温暖化に起因すると思われる最近の災害、太陽光発電の果たす役割、原理などの紹介」と、「植物色素を用いた太陽光電池制作の実験」を行いました。当会より奥村副代表理事、保坂理事、小国地区交流館より佐藤会長、大沼氏、八島氏がスタッフとして参画しました。半導体、イオンなど難しい話もありましたが、最近ノーベル賞を受賞したリチウム電池などの話題もあり少し身近に感じられたかと思います。
「花の色素を使って太陽電池を作ろう!」の実験では、エネルギー化学科院生のお兄さん方が丁寧に指導され、ハイビスカスの花の色素抽出、スポイトでの滴下、電極の取り付けなど、ドキドキしながらの作業でした。あいにく当日は曇り空で、制作した太陽電池の発電量が弱く電子オルゴールが小さな音でしたが各自「Happy birth day to you」のメロデーを聞くことができました。
宗像教授の講義 大学院生お兄さんの実験説明
ハイビスカスの色素の滴下
電解液を加え電極取付 セル3直列でオルゴール取付
屋外に出すと・・・

●羽生結弦選手記念楯贈呈 (2018年5月11日)
過去に8回小国小学校で環境教育をしてきましたが、この度、当協会正会員東北大学名誉教授野池先生のご友人が、羽生結弦選手に霊山プロジェクトならびに小国小学校の環境教育等の活動を説明したところ、すごく感銘され機会があればぜひ訪問したいとの事でした。記念に盾を頂きましたので5月11日に小国小学校校長に贈呈致しました。
また川俣町山木屋地区は冬に田んぼに水を張りスケートリンクを作りみんながスケートを楽しんでいます。ここには浅田真央選手が遊びに来ています。霊山プロジェクト春集いの一環でREPA関係者が5月12日に、この場を見学に行きました。
野池東北大学名誉教授と小国小学校校長

●再生可能エネルギー学習会 (2017年12月7日)
第8回環境出前授業を、12月7日(木)、伊達市小国小学校にて実施しました。今回は、岩手大学理工学部 システム創成工学科 小林宏一郎教授をお招きし当協会より奥村副代表理事、保坂理事、小国地区交流館より佐藤氏、大沼氏,、村松さんがスタッフとして参加し小国小学校5,6年生7名に対し「なぜ身体の中に電気が流れているか」というテーマで、授業、実験を行いました。神経細胞を介し微細な電気が体を巡っている事と、いろいろな方法でそれらを監視し人の健康状態を監視できることを学びました。また、映像(画像認識技術)を駆使し、非接触で人の呼吸、心拍数などを監視する最先端技術のデモンストレーションも紹介してもらいました。実験では心臓に流れる微細電流をとらえ表示する心電図計キットを自分たちで組み立て、オシロスコープで自分の心電図を計測しました。カラーコードと見比べての抵抗挿入、8本足オペアンプ(ICチップ)の取り付け等細かい作業に苦戦しましたが、ドキドキしながら各自作った心電図計で自分の心臓の動きを観察しました。
自分の身体には微細な電気が流れていて、それを監視することで色々な事がわかるということが実感できたと思います。
小林教授の講義 画像認識のデモ
心電図計測用のキット
抵抗、オペアンプの組立 組立てた心電図計での計測
計測した心電図波形

●再生可能エネルギー学習会 (2016年12月8日)
第7 回環境出前授業を、12月8日(木)、伊達市小国小学校において下記の内容で実施しました。今回は、東京都市大学工学部エネルギー化学科 宗像文男 教授をお招きし大学生4人のお兄さん方にもお手伝いをしていただき、当協会より奥村副代表理事、保坂事務局員、小国地区交流館より佐藤会長、大沼氏、伊達市より河村地域おこし支援員がスタッフとして参加し小国小学校5,6年生12名に対し「花の色素を使って太陽電池を作ろう!」というテーマで、講義、実験を行いました。エネルギー、電池、半導体など少し難しい話もありましたが実験では大学院生のお兄さん方が丁寧に指導してくれました。
ハイビスカスの花から抽出した色素を使い小さな色素増感型太陽電池を数個つくり電子オルゴールを鳴らす実験でしたが、小さな太陽電池セルのため細かい作業があり発電しない(音が鳴らない)生徒もいましたが、外の太陽の光に当てると電子オルゴールの電子音が鳴り、身近なものでも発電できることを体験できたと思います。授業時間中で鳴らすことができなかった生徒は材料を持ち帰り再度家でトライすると意気込みを見せていました。
宗像教授の講義 大学生お兄さんの実験説明
ハイビスカス色素の滴下
細かい組立作業に苦戦 外で太陽光を当てると・・・
制作した有機太陽電池

●再生可能エネルギー学習会 (2016年3月3日)
3月3日(木) 伊達市小国小学校において第六回環境出前授業を、下記の内容で実施しました。今回は、岩手大学工学部 応用化学・生命工学科の土岐 規仁准教授を講師としてお招きし、当協会より奥村理事、保坂事務局員、小国地区交流館より佐藤会長、大沼氏、菅野小国区民会会長がスタッフとして参加し小国小学校の6年生5名、5年生5名に対し、「光って変わってふしぎな結晶たち」をテーマに授業を行いました。激しく動き回る水の分子(H2O)が次第に氷の結晶へと変化していく様子をスーパーコンピュータにて解析した動画を交え、液体→固体への変化を判りやすく説明された話では、生徒たちは「スゲー」と声を上げて興味深く聞いていました。また各自粘土細工したものに、自由に蓄光材ビーズや蛍光材で色付けをし、黄緑色に発光する作品を製作し「発光のふしぎ」について勉強しました。2時間の授業でしたが、子供達とって一生忘れない授業になった事と思います。なお、各自が製作した作品は十分に乾燥しなかったため、教室で一晩乾燥させ翌日に持ち帰ることになった。その時に、乾燥前後の発光状況を確認する。
 結晶の授業 発光粘土細工製作状況
蓄光材、蛍光材の塗布状況 授業に使用した教材

●再生可能エネルギー学習会 (2015年3月16日)
第三回環境出前授業として、3月16日(月)、伊達市小国小学校において佐藤代表理事が講師を務めバイオマス発電についての講義、実習を同校の5、6年生に対行いました。「二酸化炭素」について説明後、数人の生徒が自分の呼気中の二酸化炭素濃度を計測しました。また微生物の呼吸から生成されるバイオガスは燃料に利用できるという説明の後、バイオガスとスターリングェンジンを使った発電のデモンストレーションを実施しました。

●再生可能エネルギー学習会 (2014年12月19日)
7月17日に行われた高木教授のエネルギー環境出前授業に続き、第二回環境出前授業を、12月19日(金)、伊達市小国小学校において下記の内容で実施しました。今回は、当会メンバー奥村実理事が講師を務め、当協会より佐藤代表、篠田事務局長、冨成理事、小国地区交流館より大沼氏、村松氏がスタッフとして参加しました。最初の「環境とエネルギー」についての講演は、小学5,6年生には少し難しい内容でしたが、体験でのLED点灯、電気自動車の走行、ジャガイモ発電や温度差発電については、興味をもって取り組んでもらえました。風力発電機の工作では、各自持ち寄った500mlのペットボトルを使った風力発電機を作りました。苦戦する児童もいましたが、なんとか全員LEDを点燈することができました。さらに、身近にある材料(厚紙、紙コップ、ストロー、割りばし等)を使ったアイデア風車作りに挑戦しましたが、ペットボトル風車作りの経験が参考になり、多くのアイデア風車が完成しました。この授業の模様が、地元紙の福島民報、福島民友に紹介されました。
グループ討議
出来上がったアイデア風車

●再生可能エネルギー学習会 (2014年7月17日)
当協会では再生可能エネルギ−の理解を深めて戴くための啓蒙活動に取り組んでおりますが、この度復興支援で協働している福島県伊達市小国地域で出前授業を行いました。7月17日 (金) 小国小学校にて、同校の5、6年生13名に対し、岩手大学工学部 電気電子・情報システム工学科 高木浩一教授が講師としてエネルギー環境出前授業を行い、当協会より奥村理事、小国地区交流館より大沼氏、村松氏がスタッフとして参加しました。授業は、講師からエネルギーについてクイズ形式で出題され、生徒たちはグループ討議で発表しました。その後、光とエネルギーの実験、ソ−ラ−ランタンの工作を行いました。授業終了後、生徒達からは、エネルギーの種類や使われ方、電気の作り方がわかり楽しかったとの感想がありました。小国小学校の校長先生始め先生方も、子供たちの真剣な眼差しと仲間と助け合いながらの工作に向う姿勢に感動していました。

グループ討議
ペットボトル利用ソーラーランタン

●品川区環境情報活動センターの親子講座 (2014年7月6日)
7月6日(日) 品川区環境情報活動センターにおいて、当協会の理事である奥村実氏が親子講座(約2時間)を行いました。対象者は 品川区在住の親子15組み計31人でした。講座はまず、「新エネルギーと風力発電機づくり」について、奥村理事から説明があり、その後、子供たちと保護者の皆さんで、なぜ地球温暖化が起きているのかを一緒に考えました。 次の「電気ってなに?」の体験コーナーでは、風車を回す実験、ミニカーを走らせる実験、電気分解やデジタル時計が時を刻む実験を行ないました。実験に際し、講師からはどのようにしたら動くかなどについては、ヒントしか与えませんでした。しかし、子供たちは自分たちで考えながら工夫をし、それぞれの実験に取り組み、眼を輝かせていました