みやしろ SDGs プロジェクト(宮代町プロジェクト)

  「顔の見える地産地消の食とエネルギーづくり」

三井物産環境基金2018年度申請受理「顔の見える地産地消の食とエネルギーづくり」の活動
活動期間:2019年4月から2022年3月
活動内容:
埼玉県宮代町は「農のあるまちづくり」を推進し、農産物直売所と加工所に加え農業技術も指導する施設をもつ。活動は宮代町に手造りバイオガス化設備を設置し、地域住民(高齢者と障がい者を含む)や学生が管理運転する。当協会はメタン発酵処理基礎知識と管理運転技術の研修やバイオガスマイスター認定などの仕組みをつくる。各種イベントを通じて農家、レストランシェフ、消費者の顔の見える関係を創出する。
三井物産環境基金2018年度助成は2022年3月末で終了したが、当協会として引き続き当該プロジェクトを遂行する。

バイオガスマイスター研修講座(中級講座)開催(2022‐12‐22)
11月8日に埼玉県宮代町日本工業大学キャンパスにて開催しました、初級講座に引き続き、12月22日、日本工業大学スチューデントラボにて、バイオガスプラント製作技術の実技実習として「第1回 中級研修講座B:装置技術研修コース」を開催しました。 学生14名、教職員5名及び一般参加者1名の参加がありました 。最初に座学で、佐藤茂夫理事より装置全体構造、各構成機器の機能、組立上の注意等の説明を行いました。その後二班に別れ、本体容器の構成機器の組立、蓋付属機器の組み立てを行いました。組み立てする中で、一部取り合いが合わない、構成機器がぶつかる等の不具合があり、それぞれの対応・処置方法、今後の改善ポイントなどを学び取りました。普段実際の装置の組み立て等の経験の機会が少ない参加者にとって、ものつくりの大変さ、品質の作り込みの重要性を体得するまたとないチャンスとなりました。
次回来年2月ごろには、今回の不具合等を改善し、装置の組み立てを完成し、メタン発酵菌(種菌)を投入し、運転準備をする講座「運転管理研修コース」となります。ご期待ください。   ご興味のある方には中級研修講座資料をお送り致しますので事務局までご連絡下さい。
 
講習会会場 (日本工業大学・スチューデントラボ)
組立前の部品 (200Lタンク、加温用フレキチューブ、配管類 等)

組立作業前の座学風景

容器組立作業のお手本を示す佐藤理事

蓋組立班の作業の様子

作業終了後の講評
宮代町の“西原自然の森フェスタ2022”での竹灯ろう(竹灯籠)イベント(2022‐12‐3)
 12月3日(土)と4日(日)、宮代町の“西原自然の森フェスタ2022”での竹灯ろう(竹灯籠)イベントにおいて、蛭田農園メタン発酵装置から発生したバイオガスによる発電で、バッテリーに充電しそれを使って竹灯籠を16時から18時の間点灯しました。とても明るくてきれいですとの評判でした。
会場の様子はYouTubeのREPAチャンネルに掲載しましたので以下URLを参照してください。
 https://youtu.be/Y-yK53-wNsQ 
残念ながら演奏会の電源までは供給できませんでした。来年は頑張ります!
掲示板と使用したバッテリー
会場風景
LED を点灯した竹灯籠
    切り口の笑顔がかわいい!!
「持続可能な有機農業とは」対話会催 (2022‐11‐10)
川田龍平参議院議員と語る会は、11月10日(水)に宮代町のコミュニティセンターに於いて有機農業に関心を持つ市民約70名が集り新井宮代町長や行政担当者も交えて開催されました。当協会からは、佐藤茂夫理事、蛭田農園の蛭田秀人氏(宮代PJで協働している人です)がパネリストとして参加しました。
川田議員の活動報告では、2018年の種子法廃止(民間参入を目的とする規制緩和)で米や麦の種子が公的保護を失ってしまった問題、また今年施行された改正種苗法では農家の自家採種の権利が失われる恐れがあることが解説され、在来種のタネを守り、持続可能な地域の食システムの導入を促進するために、目下取り組んでいるローカルフード法導入(地域在来品種等の種苗の保存及び利用等の促進に関する法律案  https://localfood.jp/ )への思いについて語っていただきました。地域での有機農業や有機食材給食を農家や市民の協働で進め、市町村が主体となって条例化に結び付けていくことが、食の地域循環システムを実現するためにたいへん重要と強調されました。次に登壇した杉戸町で農業法人アールキューブエコを経営する網本朝香さんは、コメ農家として良質な有機農業技術を志向し実践している成果を多くの写真で紹介しました。また蛭田農園の蛭田秀人さんは、農薬や化学肥料を使わず、有用微生物を活用した農法と不耕起栽培で「(野菜の)病気に負けない健康な野菜」づくりにかける意義と情熱を熱く語られました。
続いて佐藤茂夫日本工業大学名誉教授(REPA理事)からは、これまで関わってきた各地の地域型メタン発酵プロジェクトの成果と、蛭田農園での実験の様子に加え、REPAが日工大と共催しているバイオガスマイスター養成講座の紹介がありました。佐藤理事は、持続可能な農業を地域近隣で協力して広め、安全が保障される農と食の循環を次の世代に残していくことこそが我々世代の責任であると改めて強調しました。引き続き佐藤理事のファシリテーションで座談会が進められ、最後は、持続的で良質な有機農業を育て広めていくために、関心を持つ地域の市民の参加と支援が最も重要という相互理解を改めて会場で共有し終会となりました。
川田龍平参議院議員の活動報告
佐藤理事の宮代町PJの成果報告
佐藤理事の宮代町PJの成果報告
座談会 (左より 川田議員、蛭田氏、綱本氏、佐藤理事)

共催イベント エコ☆スタLet's 地産地show cooking!!  (2022‐10‐23)
10月23日、昨年度に続き2回目の開催となる「MIYASHIRO エコ☆スターズ」との共催によるLet’s 地産地show cooking!!イベントが宮代町の蛭田農園さんに設置したメタン発酵設備横で開催されました。
エコ☆スターズメンバー7名及びサポータが参加し、これまでに投入した家庭から出る野菜くず等を原料とし、メタン発酵装置で回収したバイオガス(メタンガス)を燃料として使い、現場にて地元食材及び液肥を肥料として実った野菜を用い調理を行い、皆で昼食会を行いました。今回はお米の炊飯にもチャレンジし1升のご飯も上手に炊け、皆で美味しく頂く事がきました。私たちが日ごろ何気なく捨てている台所等の野菜くず等の家庭ごみが、メタン発酵装置でエネルギーに再生される、「食とエネルギーの循環」を身をもって体験することが出来ました。イベントでは、宮代町長・新井様、教育委員会教育長・中村様、環境資源課長・伊東様、教育委員会・鵜川様をゲストとしてお招きし昼食後にご感想・ご講評を頂きました。
今回のメニュー : ご飯、鶏肉と玉子のそぼろ、里芋(親芋)の煮つけ、サツマイモ甘煮、枝豆、きゅうりの浅漬け、デザート(柿、巨峰)でした。
また、当日のイベントの様子が、地元宮代町インターネット放送局のYouTubeチャンネルで紹介されていました。
https://www.youtube.com/watch?v=_e97hIXmrVw
是非ご覧ください。
メタンガスバルーン(貯気容器)を囲んで
尾園会長 開会式の挨拶
ガスコンロの炎を調整する佐藤理事
バイオガスでのお米炊飯 (1升)
昼食の準備
出来上がった昼食   (竹筒弁当)
新井町長のご講評
中村教育長のご講評
蛭田農園 蛭田様のご講評
●宮代町プロジェクト現地見学ツアー (2022年7月26日)
7月26日(火)時折小雨の降る中、宮代町プロジェクト)現場見学ツアーを開催しました。今回は群馬県在住のREPA会員も含め6名の参加で、完成したバイオガス化設備の見学ならびに、蛭田農園の蛭田氏による有機農業への取り組み、不耕起栽培の実践などのお話があり、大変有意義な意見交換となりました。
午後は、日本工業大学学内の工業技術博物館見学をおこなった後、15時より日本工業大学成田学長を表敬訪問し、3年間の「顔の見える地産地消の食とエネルギーづくり」プロジェクトの完了報告と今後の展開など意見交換を行いました。
蛭田氏(写真右)より説明を受ける参加者
日本工業大学 成田学長への表敬訪問 (右列 中央)

●宮代町プロジェクト近況 (2022年6月) 
コットンの栽培状況
社会福祉法人じりつのメンバーが昨年収穫したコットンの実から種を綿繰り機を使って取り出しました。(写真左)
今年はその種を自分で蒔いています。(写真中央)
ハロウィンカボチャの栽培状況
6月3日の降雹により苗に若干被害があったが、6月14日に苗の定植を行いました。(写真右)
綿繰り機による種の取出し作業
コットン苗定植作業
ハロウィンカボチャ苗の定植
粒マスタード用からし菜の栽培状況
昨秋種をまいたからし菜は、6月初旬実の収穫の予定であったが、6月3日埼玉地方を襲った降雹により実が落下する被害を受け、ほとんど実の収穫ができなかった。再度種まきを行い秋ごろの収穫を期待する。
(6月1日撮影) 3〜4日後の収穫を予定
(6月4日撮影) 6月3日の降雹による被害

バイオガスマイスター初級(Basic Course)認定者決定(2022‐3‐3)
2月に第一回オンラインによる理解度テスト(認定試験)を実施しました。その結果7名の方が所定の成績を修められ、バイオガスマイスター初級(Basic Course )として認定されました。  詳細は宮代プロジェクトのバイオガスマイスター研修講座ページを参照ください。

●バイオガスマイスター研修講座開催(2021‐12‐27)
当協会が普及を推進している小規模バイオガスプラントの製作や運転管理を行う
バイオガスマイスター育成のための研修講座を2021年12月20日に実施しました。
講座の詳細はバイオガスマイスター研修講座を参照ください。
 

●かぼちゃEMOJI作品コンテスト審査結果発表 (2021-11-15)
かぼちゃEMOJI作品コンテストに、地元宮代町、福島から多くの方々の参加がありました。審査の結果、下記応募作品が特別賞、最優秀賞、および優秀賞4点となりました。
詳細は【かぼちゃEMOJI作品コンテスト】結果発表ページを参照ください。

共催イベント エコ☆スタLet's 地産地show cooking!!  (2021‐10‐25)
10月25日、「MIYASHIRO エコ☆スターズ」との共催によるLet’s 地産地Show cooking!!イベントが開催されました。
エコ☆スタメンバー14名及びサポータが参加し、10日に原料投入したメタン発酵装置より回収したバイオガス(メタンガス)を燃料として、現場にて地元食材を用いた調理(カレーライス、紫いもデザート、ゆで卵)を行い、(農業)ー(エネルギー)ー(食)との循環を学びながら皆で楽しく昼食会を行いました。
イベントの状況はZoomにて同時配信し、メンバー保護者、尾園会長、(公財)日本環境協会 こどもエコクラブ全国事務局の大西様、東様もオンラインによる参加を行いました。
記念撮影(手前メタンガスバルーン)
メタン発酵装置
調理風景
デザートの紫いも煮込み
出来上がったカレーラース、ゆで卵
Zoomによるオンライン中継(尾園会長挨拶)

共催イベント エコ☆スタLet's 地産地show cooking!!  (2021‐10‐15)
10月10日、「MIYASHIRO エコ☆スターズ」のメンバー15名が10月24日に開催されるイベント【エコ☆スタLet's 地産地show cooking】時に燃料として使用するバイオガス準備のため、宮代町蛭田農園殿に設置したメタン発酵装置に原料用の生ごみ投入を行いました。
佐藤理事よりバイオガス生成に適した生ごみの種類、メタンガスの特性などの説明を受けながら家庭から持ち込んだ総量約3.5kgの生ごみを各自メタン発酵装置に投入しました。その後クッキングイベントの予習として、先に準備したバイオガスを用いコンロでやかんのお湯を沸かすデモンストレーションを行いました。
開催に先立って、尾園会長より東北大学大学院農学研究科 多田千佳准教授の書かれた絵本『生ごみからエネルギーをつくろう!』、及び寄付の贈呈が行われました。
装置説明をする佐藤理事
持ち込まれた生ごみ 3.5kg
メタン発酵槽への生ごみ投入
メタンガス(黒バルーン)での湯沸かしデモ
尾園会長より絵本及び寄付贈呈
絵本 文:多田千佳 絵:米林宏昌

共催イベント エコ☆スタLet's 地産地show cooking!!  (2021‐10‐6)
「MIYASHIRO エコ☆スターズ」さんは、地元宮代町を拠点にして地球環境について真剣に考え行動する小・中・高校生たちのグループで2010 年から多くの活動を展開されています。
当協会のみやしろ SGDs プロジェクト「顔の見える地産地消の食とエネルギーづくり」もプロジェクト発足当初からこのグループを応援しておりますがコロナ禍の影響で多くの活動が制限されたなか、この度10月24日(日)に「MIYASHIRO エコ☆スターズ」さんが"エコ☆スタLet's 地産地show cooking!!"オンラインイベントを開催する運びとなり、当協会も共催しています。
当協会みやしろ SGDs プロジェクトのバイオガス装置で生ごみから発生させたバイオガスを用い地元の野菜などを調理しながら(食ーエネルギー)を勉強し、オンラインで参加している市民と環境問題など意見交換するイベントです。
詳細は下記宮代町ホームページを参照ください。

http://www.town.miyashiro.lg.jp/0000017283.html
また、宮代町広報誌(広報みやしろ10月号-17ページ-)にも紹介
されています。詳細は、下記リンクを参照ください。
http://www.town.miyashiro.lg.jp/cmsfiles/contents/0000015/15880/kouhou2021_10.pdf
イベント開催日時: 10月24日(日)10時〜12時
なお、今月10日には地元子どもたによるバイオガス発酵槽への生ごみ投入を予定しています。

  (クリックで拡大)

宮代町・霊山町連携オンラインイベント:かぼちゃEMOJI作品コンテスト(2021‐9‐22)
9月5日付の”お知らせ”でご案内していますが、10月1日〜10月31の間、「かぼちゃEMOJI作品コンテスト」を開催する運びとなり作品応募用ページを作成しました。右バナー又は再エネ支援:宮代町プロジェクト
【かぼちゃEMOJI作品コンテスト】ぺージより必要事項を記載してメールにてご応募ください。

イベント用かぼちゃの収穫 (宮代町)
久喜市のガールスカウト
「埼玉県第67団」の
メンバーの皆さん
(子ども7名と保護者)が
かぼちゃの収穫に来て
くれました。

●現地実況維中継 (2021-7-14)
7月14日に開催されたREPA第3回オンラインミーティングにて佐藤茂夫理事が”宮代プロジェクトでのSDGs取組み”について現地実況を交えて発表しました。本格稼働を開始したメタン発酵装置並びに順調に生育している畑の様子が動画及び解説により手に取るように理解できました。
また質問等その場で対話することができ、新型コロナ禍で現地視察がままならない状況の中、臨場感あふれるミーティングとなりました。

●宮代町プロジェクト近況 (2021年5月、6月)
・アトランティックジャイアントカボチャの元肥には、魚粉と米糠の酸発酵残渣でメタン発酵処理した際に発生した固形残渣を使用し、元肥有り、
 無しで生育の状況を対比しています。コットンには、ブレンド液肥1号を追肥として施肥しました。6月22日・・・・・(写真左)
 (ブレンド液肥1号:鶏糞メタン発酵消化液と米糠酸発酵液をブレンドしたもの)
・社会福祉法人”じりつ”メンバーによるコットン苗定植作業と草取り作業を実施。地元の各団体と連携してプロジェクトを推進しています。
 収穫後”コットンワークショップ2021”を計画中です。・・・・・(写真中)
・イタリアンレストランシェフ自慢のマスタード用からし菜の栽培を進めています。
 6月9日にはオーナーシェフと夫人(野菜ソムリエ)自らの収穫作業を行いました。・・・・・(写真右)
コットンとカボチャ (手前元肥有り、奥元肥無し)
コットン苗定植作業
シェフズガーデン カラシナの収穫

●現場見学会 (2021-6-24)
6月14日に日本工業大学宮代キャンパスで開催された講義(2021-6‐20記事参照)の実体験として、宮代町協力農家である蛭田農園さんの畑に設置したメタン発酵装置の現場見学会が開催されました。
当日直前に大粒の雨に見舞われましたが日本工業大学、宮代役場、近隣団体、企業様など20数名の参加で盛況に開催され、佐藤理事より本プロジェクトの説明、装置の解説後、メタン発酵装置から得られたメタンガスの燃焼実演(ガスコンロでの湯沸かし)が行われ、メタン発酵によるエネルギー再利用の実体験ができたと思います。
また、協力農家の蛭田さんより、不耕起栽培の話やメタン発酵装置より得られた液肥の実使用状況などの話がありました。農業⇒食⇒メタン発酵⇒農業の循環サイクルが体験できたと思います。
会場風景
装置説明をする佐藤理事
不耕起栽培の説明をする蛭田さん
装置説明を聞く日工大学生さん
メタンガス燃焼のデモ
参加者集合写真
当日の資料は右PDF参照下さい。  みやしろSGDs プロジェクト 現場見学会20210624.pdf

●メタン発酵槽に保温工事(2020年11月14、15日)
季節は新型コロナに関係なく、移り変わります。ここ埼玉県宮代町のメタン発酵設備も冬対策を実施しました。これから寒くなる中、諸実験を継続できるよう、メタン発酵槽に保温工事を行いました。保温は電気温水器を用いていますが、加温のエネルギーは、太陽光、メタン発酵ガスでの発電装置を利用して、自前の再生可能エネルギーで賄えるよう工夫されています。
保温工事前
保温工事途中(アルミシート貼付け)
保温工事後

●ハロウィン カボチャ作品コンテスト審査結果発表 (2020年11月8日)
ハロウインカボチャ作品コンテストに、小学生から、社会人まで多くの方々に参加戴きありがとうございました。SDGs活動の一旦を担えたことを喜ばしく思っていおります。審査の結果、最優秀賞2点、優秀賞6点となりました。
応募作品を元に以下のスライドショー・ムービーをまとめました。楽しいムービーとなっています。
構成は各応募者の作品、ニックネーム、作品説明のあと、2分ころから、審査結果、選者評、最後に主催・後援・協力団体名となっております。
ハロウインカボチャ作品コンテスト応募作品(その1)
http://www.repa-npo.com/HP-Video/2020Halloween/Entry/entryVideoF1.mp4
ハロウインカボチャ作品コンテスト応募作品(その2)
http://www.repa-npo.com/HP-Video/2020Halloween/Entry/entryVideoF2.mp4

最優秀賞
ニックネーム

作品名



 タタ
 かぼちゃファミリーの集い



 不登校の居場所 宮代芸術大学
 ボチャ君の冒険?最後の砦?

優秀賞
ニックネーム

作品名



 ペネちゃん
 元気かぼちゃ



 かえでん
 ちびっ子かぼくん



 mflower
 ロマンス



 ごっちゃん
 The Fall at my tree hous



 とうふ
 クリボーと夜のエコ会議



 はっちゃん
 かぼちゃの馬車とハロウィンプリンセス
最優勝賞・優秀賞作品例

●カボチャの不思議
たくさんのカボチャを収穫しました。でも、期待したハロウィンカボチャはひとつもなく、大きさも、形も、色も、バラバラのカボチャばかりでした。どうしてですか?
この回答は 種明かし を参照してください。

●ハロウィン カボチャ収穫 (2020年10月4日)
沢山の巨大ハロウインかぼちゃを収穫することができました。 (プロモーションビデオページに動画があります)
収穫したかぼちゃはイベント作品制作用として、カフェ・カフェミントさん及びレストラン・ラグーリアさんの店舗前で無償配布いたします。宮代町近隣の方は、お店の方にお声がけの上ご自由にお持ち帰りください。
収穫されたかぼちゃ
カフェ・カフェミント  スタッフとカボチャ


レストラン・ラグリーリア  シェフとカボチャ

●ハロウィン カボチャ作品コンテスト 開会式(2020年10月1日)
10月1日から20日まで、「顔の見える地産地消の食とエネルギーづくり」の活動の一環として、宮代町で収穫されたかぼちゃを使って「オンラインイベントハロウィンカボチャ作品コンテスト」を実施することになりました。
後援:宮代町、宮代町教育委員会、日本工業大学
助成:三井物産環境基金2018
開会式として、ホームページ上に応募要項並びにプロモーションビデオを掲載し、オンライン開会式としました。
下記リンク参照ください。
オンライン【ハロウインかぼちゃ作品コンテスト】
プロモーションビデオ

宮代町広報に本イベントが紹介されました。 (17/20ページ)
http://www.town.miyashiro.lg.jp/0000013710.html

●宮代町プロジェクト近況(2020年9月3日)
ハロウインカボチャの生育状況は右下の写真のようにかなり大きくなりました。マルチフィルム畝にコットンの植付も8月11日に終了し、花が咲いている苗もでてきました。

●宮代町プロジェクト近況(2020年8月7日・8日)
ハロウインカボチャの生育状況は下の写真のように順調で小さな実をつけています。また写真左に示しますハロウィンカボチャ3畝の隣は、準備中のコットン用の畝です。こちらの計画は、後日のお楽しみ!

発酵設備進捗状況は主要機器が揃いました(写真左)。メタン発酵槽(300L)には種菌用消化液を投入しています(写真中央)。
さらに水封タンク(10L)と脱硫タンク(20L)をコンテナに収納し接続しています(写真右)。
メタン発酵設備全体図
種菌投入後のメタン発酵槽
コンテナ左から水封タンク、脱硫タンク

●宮代町プロジェクト近況(2020年7月22日)
ハロウインカボチャの生育状況は下の写真のように順調に生育しています。(左)無施肥区(中央)鶏糞施肥区(右)有機配合肥料施肥区による違いが観察されます。
無施肥区
      鶏糞施肥区
  有機配合肥料施肥区
施肥と育成状況

ハロウインカボチャの生育状況(苗植え付けから15日経過 2020年7月3日撮影)、除草作業(2020年7月3日実施)については添付資料7月3日をご参照ください。
メタン発酵設備は、メタン発酵槽に脱硫装置、水封装置、ガス回収バルーンが加わり現地搬入予定です。また、消化液の入手の日程などを調整しております。

入口ドアはタンクが入るように改造

メタン発酵槽 (300L)
ガスバルーン収納用タンク (200L)


タンク設置台用パレット
メタン発酵設備進捗状況 (2020/7/3)


●宮代町プロジェクト近況(2020年6月19日)
宮代プロジェクトは新型コロナの影響で、活動に支障を来しておりましたが、地元宮代町内で出来ることは着実に進めて来ております。
本プロジェクトの活動テーマの一つに、農業経験のない人たちが苗作付や収穫の楽しさを味わいながら、課題解決(遊休農地活用)に取り組むイベント(ここではハロウィーンかぼちゃの栽培)を予定しています。大きなかぼちゃを育てるためには肥料もたくさん必要であり、どのような施肥が有効かを調べます。イベントに使ったかぼちゃは、これまで食べないで廃棄されていましたが、当協会が得意とするメタン発酵により、バイオガスとして利用する事を計画しております。
さらに、子どもたちにハロウィーンランタンを作ってもらい、その種を次年度まで保管し苗も栽培してもらう取り組みにすることで農業や環境問題へ関心をもつ契機となる事も含めております。
6月12日はご協力いただいているハロウィンカボチャ栽培用畑の耕起を行いました。3区画に分けそれぞれ異なる施肥をし、生育度の違いを調べる予定にしております。6月13日苗植付をしました。
                  ハロウィンカボチャ栽培用畑の耕起 (2020年6月12日)
左畝 有機配合肥料施肥区
     窒素  8.0%
     リン酸  8.0%
     加里  8.0%
中畝 鶏糞施肥区
     窒素  3.0%
     リン酸  6.3%
     加里  2.9%
右畝 無施肥区

そして6月17日にはハロウィンカボチャの苗を100本ほどご耕地へ植え付けることが出来ました。畑での成長が楽しみです。
ハロウィンカボチャ苗の作付け (2020年6月17日)
マルチフィルムの穴開け(90cm間隔)
苗ポットの配置
苗の作付け
支柱による苗の固定
苗根本への木酢液含有水注入
100本の苗の作付け完了

メタン発酵装置としては、300L型発酵槽、水封タンク(水封用タンク内で水に硫化水素を溶解させ、さらに赤玉土中の酸化鉄と反応させて脱硫します)、脱硫装置、ガスホルダーが完成し、今後協力先農園へ据え付ける予定となります。
バイオガスの発生から貯留までのガスの流れ
メタン発酵槽
水封タンク
脱硫タンク
ガスホルダー

本日(6月19日)から、県外移動も可能になりましたので、是非地元耕地、設備等を見て頂きたいと思います。
(スケジュール等は今後ご連絡致します)

●環境・エネルギーフォーラム(第1回)
新型肺炎ウィルスの感染拡大が懸念され,当フォーラムは延期とさせていただきます。
開催のめどが立ちましたら、ご案内申しあげます。
2020年 3 月 7 日 (土) 14:00〜16:00、日本工業大学 新講義棟5号館1階ホールにて「第1回環境・エネルギーフォーラム」を開催します。

主催:特定非営利活動法人・再生可能エネルギー推進協会
後援:日本工業大学、宮代町
助成:三井物産環境基金2018
参加費:無料
スケジュール
14:00   開会挨拶
           再生可能エネルギー推進協会代表理事   尾園次郎
14:10   みやしろSDGsプロジェクトはどのような取り組みか?
           再生可能エネルギー推進協会理事・日本工業大学名誉教授   佐藤茂夫
14:30   講演「再生可能エネルギーと農業」
            えこえね南相馬研究機構代表理事  高橋荘平氏
15:10   フリートーク
15:55    閉会挨拶
             日本工業大学
                                                 日本工業大学アクセスマップ

   参加ご希望の方は右をクリックし必要事項を記載してお申し込みください。                   

●環境学習とものづくり体験講座(第1回)
新型肺炎ウィルスの感染拡大が懸念され,当体験講座は延期とさせていただきます。
開催のめどが立ちましたら、ご案内申しあげます。
2020年 3月14日(土)14:00〜16:00、日本工業大学スチューデントラボにて「第1回環境学習とものづくり体験講座」を開催いたします。

主催:特定非営利活動法人・再生可能エネルギー推進協会
後援:日本工業大学、宮代町
助成:三井物産環境基金2018
参加費:無料
スケジュール

14:00 学習講座「微生物がつくるバイオガスとは、どのような ものか?」
      霊山プロジェクト・バイオガスマイスター        大沼 豊氏
14:30 ものづくり体験講座「みんなで作るバイオガス装置」
      再生可能エネルギー推進協会理事・日本工業大学名誉教授 佐藤茂夫
      霊山プロジェクト・バイオガスマイスター        大沼 豊氏
15:55 記念撮影

                                                 日本工業大学アクセスマップ

  参加ご希望の方は右をクリックし必要事項を記載してお申し込みください。                   

宮代のSDGsとは
畜産農家の家畜排せつ物、農産物残渣、生ごみなどは小規模の場合、ほとんど有効利用されていない。しかし、これらはメタン発酵処理によってバイオガス(エネルギー)と消化液(有機液肥)として資源循環できる。バイオガスは少量でも燃料利用できる(SDG7)。また、消化液は単に肥料成分を含んでいるだけではなく、多様な微生物が生息しており、土壌還元すれば地力向上が期待できる(SDG6)。気候変動や異常気象に対応できる農業には土壌微生物の力は欠くことができない(SDG13)。しかしながら、小規模農家では人手不足や資金のないことからこうした廃棄物系バイオマス資源を有効利用できる状況にはない。一方で、消費者の地元農産物志向は高まっており、農産物直売所などでは生産者名や顔写真を付けて販売している所も多い。消費者は農産物の鮮度や安心・安全に加えて顔の見える関係を重視する傾向になっている。本案件は、こうした状況を踏まえて生産者と消費者が今一歩近づく仕組みを地域内に創り出し、その関係の中で次の世代が育つ環境を整えることを目的としている(SDG11,12)。具体的には、「農のあるまちづくり」を主要政策としている宮代町や若手農業者(農業、養鶏業)の協力の下で活動を展開する。まず、中心的拠点となる「新しい村」(農産物直売所、加工所、育苗施設、市民農園などをもつ)に上記廃棄物系バイオマスをメタン発酵処理するバイオガス化設備を手造りで製作し設置する(SDG6,7)。さらに、地域住民や学生ボランティアが運転管理する体制をつくることで農家負担の最小限化を図る。また、高齢者や障がいをもつ人たちもその状況に合わせた支援を行うことで参加できる仕組みを創る(SDG8)

                                                                                               
ご参考:宮代の歴史
宮代町は昭和30年(1955年)に百間村と須賀村が合併してできた町。百間村の総鎮守である姫宮神社の「宮」と、須賀村の総鎮守である身代(このしろ)神社の「代」をとって町名となりました。
http://skyimpulse.s26.xrea.com/miyasiro.html

また、同地域には東武動物公園があります。希少なホワイトタイガーをはじめ、全120種類1200頭の動物たちが飼育されており、エサやりなど動物と触れ合い体験もできて、見て楽しい触れて楽しい動物園です。
http://www.tobuzoo.com/