地域に親しまれるメタン発酵システム・・・霊山モデル

     (2018年6月28日開設)


メタン発酵マイスター (2018年6月28日)
霊山(りょうぜん)は、伊達市と相馬市との境にそびえる標高825メートルの山です。国の名勝、日本百景、およびうつくしま百名山に指定されています。また、南北朝時代の重要な城跡遺構として国の史跡にも指定されています。この山のふもとには、メタン発酵マイスターMethane Fermentation Meister:MFMがいます。
そのMFMの指導の下に、私たちNPO法人再生可能エネルギー推進協会のメンバーと地元霊山の有志(霊山プロジェクト)が、協力して地域密着型メタン発酵システム(霊山モデル)の実験を2012年から進めております。
紅葉の霊山
メタン発酵マイスター

霊山モデルの特徴
誰でも作れる、だけど誰もが運転できるとは限りませんが、地域のエネルギー問題、環境問題解決の一助となります。その特徴は次の通りです
1.小型小容量メタン発酵・貯留システムで、メタン発酵槽最大1000リットル
2.日曜大工が好きな方であれば(DIY)誰にでも作れる
3.システム構成部品はすべてホームセンターで安く調達が可能
4.発生メタンガスを容易に貯留出来るシステム
5.安定運用にはそれなりの技術習得が必要(研修コース・技量認定制度あり:計画中)

メタン発酵・貯留システム
霊山モデル メタン発酵・貯留システム基本フロー(例)

メタン発酵槽内の主要機器の構造概略

霊山モデル メタン発酵システム外観写真
メタン発酵装置本体頂部
ガス脱硫貯留槽

回収されたエネルギーの利活用
下小国地区では地域の家庭ごみ、エネルギー作物、食堂残飯・廃油を投入し、発生ガスは貯蔵し、小型ガスエンジンでの発電、冬季のビニールハウス加温熱源、家庭用煮炊き燃料に用いています。またジャム工場(計画中)の燃料として活用し、製造されたジャムは霊山道の駅で販売を計画しています。

発電には小型ガソリンエンジンを用います。起動時はガソリンを使い、安定運転になった時点でメタンガスに切り替えます。
小型ガソリンエンジン発電機

視察・研修体制
現在準備中です。詳細は事務局までお問合せ下さい。
視察会
研修会

交通手段
JR東日本福島駅からタクシーで40分程度
あるいは、福島駅東口福島交通バス乗り場から月舘経由川俣または宮下町・大波経由掛田駅前行きで、小国公民館前下車(約40分)、徒歩15分程度で現地
バス時刻表は福島交通を参照してください。

参考資料(会員限定)
当協会では関連した資料を発行しております。今後このページでも実験データ等を公開していく予定です。
以下はメタン発酵の原理と応用が判り易く解説されております。
メタン発酵の原理と応用:簡易型メタン発酵施設の建設・維持管理にむけて


その他関連サイト
子供向け環境・再生可能エネルギー教育支援活動